2024.12.9 Vol.20
『Few Rights for Silly Lights』

drowsinessです。
気付けば、もう今年はあと
3週間で幕を閉じるとともに、
年明けという幕開けもお決まりの

恒例行事といったところだろうか。

この恒例行事に
難色を示すのであれば、
気象庁へ赴くと良い。
大気を主として、世の中の時間を

止めてしまえば良いのだ。

その同志を常に探しているので、
検討している方はInstagramにDMを下さい。
(今年の余力の2割くらいの本気)











昨日、drowsiness初の
ライブシングルがリリースされた。

早速ちらほらと感想を
頂けて嬉しく思う。

折角の機会なので、
もっと聴いて頂ければと思う。

今回はSoundcloudからの
試験的なリリースが含まれており、
利害関係者の調整が簡易的な場合は、
もうSoundcloudで良いという考え方になる。



Soundcloudは弊チーム内やリリース前の
外部調整に使用するので、
有料会員にしているのだが、
最近サービスが拡充され、

それが非常に良いのだ。
最近マスタリングサービスまで出たため、
今後試験的に試みてみるとする。

また、さり気なくBandcampで
リリースされている

過去のLive Bootlegも全て
再ミックスしてリリースしている。

ぜひ最近のdrowsinessの
ライブサウンドも
お手元で楽しんで頂きたい。

今回のミックスは敢えて
drowsinessが担当している。
その理由はまた何時か此処で
お話しすることになるだろう。

今後のdrowsinessも
気が向いたときにお楽しみを。








このタイミングでThe Monoralsへ
書いたコメントも公開になった。
そちらもお楽しみ頂きたい。
このBlogを読む方なら嫌ではない筈。

The Monoralsの首謀者との出会いがあり、
より日頃の身だしなみに気を遣うようになった。
身近で愚直に真面目なロックンローラーだと心底思う。










シンガプーラ
加藤和彦



最近は荒みゆく僕の心との対峙。
もう色々と戻れなくなってしまう
片道切符の折り返し地点は不透明。

もう誰にも判って頂けない思いや
心境へ向き合い続ける。

全ては光りゆく姿へ捧げなくてはならないが、
同時に複数のレイヤーを纏う幾多の目的の闇へと
対峙しなくてはならない。








自分が好きな方々が突然光になってしまう。

先日長年お世話になった
B-DASHのマネージャーの
Iさんも光になられて、
非常に落ち込んだ。

Iさんだったら、
今の僕の音も好きになっていたはずだし、
きっと「お前も中々やるように
なったじゃねぇか」と
言うと見せかけて、
あの洗礼を受けることになるのかな。






何故ステージに立ち眩い光を集める集合体、
例えば芸能人が魅力的に見えるのか。

それは闇が背中を後押しし、
いつ消えてしまうか分からない
儚さやリスクを抱えて、
ほぼ全てを犠牲にして瞬くからだ。
今すぐ無くなってしまうことだって
有りうることもある。






ホタルを見ると、
僕は常にそのことが頭を過ぎり、
光は清らかな潺と共に、
灯籠となり水面の向こう側、
手に届かない近き場所で
瞬き淡き微発光体へと連なる。

視聴者はブラウン管の向こう側で
蛍を感じているのだ。


日本人は常に光と向き合い、
風情という刹那を四季で感じるのだ。







僕を友達だと言ってくれる
全ての人に感謝したい。
親友という存在も然り。

でも、最後まで自分に寄り添えるのは
僕だけだと判っているし、
結果的にもう誰にも判ってもらえると
思っていないし、
良くも悪くもずっと一人だと思っている。








血潮の巡りを止めれば、
簡単にロボットに慣れる。
それが一番楽であることは間違いない。

今は身近にロボットや
ロボティクスが隣接している。
満たされていた感情や潤いの
水分が日々から無くなれば
誰でもロボットに馴れる。

しかし、ロボットの残数は1しかない。
ロボットに成れば、潤いを無くした荒れ地から
個性というオアシスや花園が消え、
殺伐としたディストピアにたどり着ける。

貴方の幸せは何処へ咲かせる?









或る場所で、やけに視線を
奪われる雰囲気の方がいた。

ずっと同じ方向性を見ていた。

話しかけることもせず、
また雑踏と夜へ深化していく。

そしてその記憶を明日への
3割の記憶へ持ち越せず、
ふとした瞬きを忘れ、
意識せず座標を消してしまう。







Over the Rainbow
Judy Garland




意図せず偶然と予測出来た必然と
推察にアクセルを添えた先。
やや丘の上で、久しぶりに虹を見る。

誰も振り返らず気づかない虹は、
その瞬間、誰にも邪魔されない僕のモノだった。

自分のモノと所有権を誇示する前に
消えてしまうので、
ずっと眺めているしか出来なかった。



前提として、虹に所有権を
標すことは出来るのだろうか。




あのとき視線を奪われた個性や刹那たちは、
その虹の下で何をしているのだろう。

あのIさんを虹へ双眼鏡を向けたら、
何か分かるのだろうか。

あの虹をあの人を一緒に見たら、
どんな雰囲気で何を感じるのかを、
向こう側からテレパシーで交信したい。

そして、僕は何度虹を見て
足を止められるのだろうか。
笑い飛ばせた今をしょうもなく
忘れて汚れていくのだろうか。



今だけ僕のモノになった
方角の虹へ向けて歩き出す。

質量が多く入口が遥かに今、
現実での使命と周囲のために事を成す。



Rainbow Surfer
Sherbets