drowsiness

Japanese Guitarist/Composer

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ALONOAR 
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2024.9.22 Vol.11
「Where I am going with
someone,someday...」

drowsinessです。

今文章を書きたい。
今書かねばならない。
これくらい音楽にも
素直で居たいのだが...



今日のBGM①
Rainy Night in Tokyo - 
Michael Franks




今は東京駅のカフェで
新幹線を待つ。

行こうと思ったときに
行けなければならない。
即ち、感覚へ正直に
向き合うことと推察する。

今から幾つかの現在から標石を残す。
何時でもタイムラインを
遡れるように。



もう9月下旬を控え、

シルバーウィークが
直ぐそこに待ち構える。

9月の連休の多さに救われる方も
多いかもしれないが、

連休を良しとしない方々、

そう受け止められない方もいる筈。


連休に関係なく、
波の満ち引きや波形のように、

等しく何処かで
心の安らぎと暇が来る筈。

その時を盛大に楽しんでいただく

前菜にも満たないこの駄文で、

少しばかりの逃避できる場所へ
ここから少しばかり誘いたい。

今ここは誰かの何かの居場所に
成ることを密かに信じる。

何より文字は
等しく誰かを
現実から逃避させるのだから。

さて、今日は何からお話ししようか。





今日のBGM②
都会 - 大貫妙子



心の心境に若干の変化、

異軸な要因による作用。

ここ最近は比較的落ち着いた。

フラット。

今は素直にニュートラルに
身を重ねられる。


僕は比較的移動しながら

何かをする性分が
合っているらしい。



最近新天地へ移動して
感じているのだが、
大都会という場所を
求めてしまうことが、
今の自分に
合わないのかもしれない。

大都会は愉快で
愉しく素晴らしいのだが、
舌の裏までひりつく
香水を纏う方々に
出会う大都会らしさ。

大貫妙子さんの都会が

渋谷のスクランブル交差点の
都会と交差し、そして同期し、
より其処に居る意味付けを
情景描写と共に濃さを重ねる。










今日のBGM③
How Can You Mend a Broken Heart
Al Green



チームdrowsinessの
電話ミーティング。

とても楽しいし、

自分が本当に至らないと
思いながら

学べる濃厚な一時。

あんなに退屈で
何も興味が迸らない義務教育が、

こんなにインタラクティブで

サラウンドな場だったら
良かったのに。



僕にとってチームdrowsinessの
存在は大きく、

関わるすべての方々を
深く尊敬する。

その上で外部から

心無い言葉を頂くこともあるが、

そんなことは全く関係なく

微塵も作用しない。

今こうある姿が1番大切だという

相互理解があるからだ。

そして、チームdrowsinessにおける僕は

記者会見で話す司会のように、

前に出ることが役割なだけで、

僕以外の方々全てが主役だ。

僕はそこまで目立ちたくないし、

日本的な考えで最も嫌いな『裏方』が

好ましいのは自分でも理解している。

あくまでもdrowsinessという役割で、

たまたま表に出ているだけ。
ただ、一応けじめも
筋も通さねばならない。



元々、いや今もdrowsinessを
知る人なんて多くない。
皆無だと思う。
信じる力。見えなく暖かな波動が
日々快活な空へと
向かえる羽根となる。

こういう生意気な文章に
需要が微弱ながらあること、
その需要や毎度頂く感想に
嬉しさを素直に感じられるから、
僕もこの場でより一層
心に向き合えるから、
素直に文字を落とせる。



「今の状況でも、よく自慢したり、
調子に乗らないですよね」と
言われることは比較的多いが、
僕は自分を痛めつけてきた
多面的な二の舞や影を
なぞりたくないし、
僕が敬愛する方々に
そんな世界観は微塵もない。

くだらない美学や哲学も
押し付けないし、
寧ろ、互いの日常を
重ねるだけでも
素直に楽しいのに、
其処へのマウンティング、
外部の誇張した錯覚に
惑わされる人間で有りたくない。



其の上で僕は今も過去も未来も

たくさんの過ちを犯し、
人を無意識に傷付け、
自己愛撫を繰り返す

無能で怠惰な生き物で
あることは相違ない。

今も謝罪したい方々が
沢山存在する。

ただ、今目の前にいてくれる
全てに感謝し、
同じことを繰り返さないよう
意識を凝らすしか出来ない。

だからこそ、
本当に全ての方々と

瞬きと刹那へ感謝が尽きない。

いつも本当に
ありがとうございます。





















今日のBGM④
Tameiki - pupa



車窓を眺め、
時折見たことがあると
錯覚する記憶と新しい眺めの
情景の更新が連鎖する一時。

窓際のブラインドを下げ、
読書をしていると、
窓際の微かな隙間から
独特な日差しを落とす。

四角形のような微かな瞬きに
微かな恍惚を馳せていると、
突然瞬きが同じ形のままに点滅し、
舞台照明のように
灰色の暗転も組み込まれる。

読書の瞬間が立体的な
舞台美術になった瞬間だ。
それも掌の上の
本の上で行われている。

その瞬きの刹那という
主題の舞台は、
思ったより直ぐに終了した。

どうも、短編かつ無題の
舞台作品だったらしい。

撤収も非常に早く、

まさに日常に満ち溢れた

美術を感じられた。



少し目を閉じて余韻に浸る。
その先にも灰色な背景に
淡い琥珀色が重なる

モノクロームな丘が

連なり続いていく。

そこから息を深くし、
心臓のBPMを

少しずつ落ちた頃に、

ゆっくりと体内のCPUを落とす。






目の前に現れた刹那が

恋しく名残惜しい。

こんな刹那に何時迄も

何かを感じ馳せられる
自分でありたい。










今日のBGM⑤
 Open - Rhye

 

渋谷Saunasで大好きな

スター諸星さんの
アウフグースを終えた矢先。

火照る体は血管を収縮され

快感へと放つ水風呂を求める。

この日は外国人のお客様が多く、

いつも以上にエンターテイメントな

アウフグースであった。

ある背の高い異国の紳士が、

この素晴らしい体験を

誰かと分かち合いたさそうに、

視線を微かに
揺らしていたことに気付く。






僕はその揺らぎを
掬うことが出来た。






揺らぎに目を沿わせ、
頭を微かに縦に振ると、

紳士は笑顔を含ませた
多幸感を放ち、

僕もより心が整っていく。

体へのあまみも久しぶりに

理想的な図柄を浮かばせ、

皮膚も多幸感の羽衣を
手に入れたようだ。



Saunasのバンドを切らずに、
そのまま後にする。
そして、このバンドが齎した

多幸感とご縁を切ること
。
その事が心惜しい。

僕が唯一付けるブレスレットが

Saunasのアウフグースバンド。


紙で出来たこのバンドの
消費期限は儚い。
でも、それが僕にとって一夜限りの

HERMESのシェームダンクルだ。










今日のBGM⑦
Need Your Love - Tennis



新天地へ到着し、
タクシーに乗り込む。

タクシーに乗ると、
その日の前の滞在先を伝え、
ドライバーの方の様子を
ひっそりと伺う。

「実は前にディズニーランドに行って、

行く直前に相方にバックレられて

一人で行ったんだよね」

物凄い角度のフックに、
僕もややたじろぐ。

このドライバーさんは
当たりだと確信。



ここからとんでもない話
(非常に笑えるが書けないw)
になってしまい、
半端じゃない爆発が多発する
危険な激戦区へと憑依。
其処から放送禁止歌を
授かる顛末。
(社会的に処罰を
受ける話題では無い。)

「兄ちゃん、〜だよね。分かるよ」

もうほぼ占い師レベルの視点。
そこで配車の電話がなる。

「こいつは〜じゃないから、
電話は出ない」

このアッパーが効いた。
もう話題が富み過ぎてしまい、
笑いがハレーション、
いや超新星爆発寸前。

僕は完全にTKO負け。
いや、超新星爆発なら即死確実。



運転手さんも
僕を気に入って下さったのか、

「〜はちょっと広がっているね」

という言葉と笑みの残像を残し、
恐らく喜びのクラクションを
数回鳴らし去っていった。



夕食の海鮮刀削麺の旨味が、

より染みる身を夜へと
深く漬け込み、
また(無駄に)奥行きを含んだ
癖強い漬物が醸成させる。

だからこそ、
醸成を楽しめるこの人生や
毎日の刹那への感謝が
尽きないのだ。




今日のBGM⑨
Otherside -
Perfume Genius




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