Vol.9
「Best Eclectics 2」
drowsinessです。
深夜も近い
9/9(月)22:02から、
ビールとコーヒーの
後押しで筆を始める。
夜のコーヒーが奥深く、
より深くこなれる。
この拙いBlogを読んで
くださっている方がいること、
そして感想を送って下さる
丁寧な方々に感謝したい。
本当に有難うございます。
そんな方々は
きっとストレス溢れる現世で
凛とした花を
コンクリートアイランドへ落とし、
清らかさを仄かに
はためかせていることだろう。
さて、今日は何を話そうか。
今日のBGM①
Those were the days -
Angel Olsen
drowsinessの最近
特に何も変わらない。
平常運転。
こういう今が一番書くことに困る。
この有り様だから、
Blogなんて….Eっjそqんしq
それに相違はないのが、
時間の深化と共に、
久し振りの自宅スタジオでの
キーボードでの執筆に
新鮮さを感じる。
少し加筆すると共に、
読者への解像度を
上げられると思いたい。
ただ、こういう書き方に成る。
結果的に自分を
信じていくしかない。
自分を創るのは
自分で在り、
全て自分が
現世に何かを落とす。
オールタイムベストだ。
そして堕ちる。
より深く憂鬱が悪友に成る。
其処から蜘蛛の糸を掴め、
また地に揚がれるかもしれない
一筋の幸せ。
その幸せを探す旅と
その過程や起伏が
人生と過程する。
酸素に満ち溢れ、体内へ循環され、
光に包まれる今を幸せと感じず、
何をもって
幸せと感じるのだろうか。
地軸回転。
白昼夢を経由し
ホワイトアウトの
平原を抜ける
今日のBGM②
Something Nice -
Stina Nordenstam
何時もウォーキングコースを
比較的符点快活に進む。
其処にある池にいる亀が
甲羅干しや水面に頭を覗かせると、
何かとカメラを向けたくなる。
「何かいい写真が撮れるの?」
振り向くと、瀟洒な淑女が居る。
「亀と水面の輝きが綺麗だと、
携帯に保存したくなるのです」
「花は好き? 近くに好みの花畑で、
私の好きな花が採れるの」
お互いの出生、
家族の話を済ませると、
淑女が積み立ての花を
僕に委ねてくれた。
「良い1日を」
互いに違う方角へ離れていく。
そして行きすれ違っていく。
でも今日の僕の片手には、
普段咲かない、
瀟洒な一束が。
その一束が時を経て、
妻の植物好きへ遺伝。
波動は以心伝心する。
夜の東京の混雑した
山手線の車内。
これでは交感神経が
冴え渡り過ぎて、
夜が越せないではないか。
いや、僕が痴漢する
加害者として
間違えられぬよう、
極力手を挙げ、無実。
いや全てに降参を示す。
早速、押しくら饅頭の車内で
隣の女性にぶつかる。
即座に目を合わせ、
コクリと仕草でお詫びを伝える。
急に電車が非常停止。
何時の嫌な雰囲気に苛まれる。
「いつもこんな感じですよね」
お詫びを伝えた女性から話しかけられる。
その通りだと伝えると、
その女性の行き先が
僕の地元だと分かる。
即座にその場で
少し盛り上がる。
明日は仕事かと尋ねると、
「そうなんです」と言う。
新宿に着く。
その日は
東京の定宿に宿泊なので、
其処で女性と別れる。
「良い夜を」
都会へ溶け、
ベットタウンへ身を添わせる。
都会を避け、
郊外の灯を遮光し、
暗闇とカモフラージュ。
そして何事もなく、
大切な何かを忘れ、
嫌な自分への苛まれる
事柄を繰り越し、
何気ない翌日を迎える。
今日のBGM③
Home -
Brian Eno & David Byrne
飛行機に乗る生活が
珍しくない。
或るフライトの最中、
隣席の女性が家族と
旅路の話題で持ち切り。
黄色やオレンジのベールを
まとった明るい雰囲気。
偶然、腕がぶつかる。
「これから何処へ行かれるのですか?」
某所だと伝えると、
「某所の〇〇、ご存知ないですか?」と、
未開の場所を尋ねられる。
存じ上げないと伝えると、
盛り上がる家族を脇目に、
僕らの会話が進んでいく。
その家族、
特にその女性は、
その場所がとても好きなようだ。
僕がよく足を運び、
連絡先も交換する
幾つかの場所をオススメし、
その流れで、
LINEを交換する。
その後、定期的にその場所に
纏わる話で盛り上がる。
「良いご旅行を」
僕の旅路も
非常により良い時間を
経ることが出来た。
喫茶SMiLEで
DJを聴いていた。
其処であまり見かけない
異国のカップルを見かける。
どうも、東京のクラブを
巡っているようだ。
「この辺に面白いクラブはないか?」
北欧の国で建築家として働く彼と
洗練された 雰囲気の
彼女のカップルは、
日本のアンダーグラウンド・
カルチャーに
触れることに貪欲だ。
「〜は行きましたか?」
「いやまだだ。
〜 は時間的に行けそうにもない」
僕の仕事を伝えると
盛り上がってくれ、
いつか、僕のライブを見たいと、
嬉しい言葉を貰う。
幾つかの会話を交わした後、
メッセージアプリの
アカウントを交換する。
今夜は朝まで遊ぶそうだ。
「Have a good Tokyo staying」
時間を経た今もずっと
何かしらのやりとりをしている。
最近、そんな彼から、
長年付き合った彼女と
式を挙げるので、
お祝いの動画を
送ってくれないかと連絡が。
勿論大歓迎だ。
「次の東京滞在は、
何処の東京のミュージックバーが
オススメかな?」
次回の細やかなお祝いを兼ねた
美酒を交わすのが
楽しみで仕方ない。
今日のBGM④
さよならbyebye -
Matsuko Mawatari
学生時代の親友から、
「東京に居るから、
表参道ヒルズの前で
待ち合わせしない?」
と連絡が。
日本に居ない筈なのに。
今はただの親友かつ旧友。
でも、僕が唯一
遠い存在だと感じる友達。
彼女への憧れや嫉妬という
理由ではない。
人生初めて、
家柄や格式という
噂話で聞いていたモノを
体感したからだ。
かつ、メディアに
出過ぎてしまい、
社会的な
立場もある。
成功していき、
変わっていく
過程を知っている。
兎に角、万が一彼女が
尾行されている場合も
考えなければならない。
パパラッチへ
誤解や邪推を与えぬよう
場所を人混み離れた
某所へ移す。
既に予約を済ませていたからか、
静かな角の席で飲むことに。
彼女は即座に
マティーニを注文し、
僕も彼女に合せて
マティーニへ委ねる。
アルコールで解け、
彼女は一気に話題を巡らす。
欧米での生活が長い彼女の英語も、
すっかり欧米式。
僕も聞いたことある話題、
その立場の悩み等を
ずっと聞き続けた。
マティーニを飲み終える頃に
そっと言い放った言葉が
忘れられない。
「私の国に、
見合う男がいないの」
それだけ聡明でサラブレッドなら、
「そうだね」しか選択できない。
最寄りの場所まで
タクシーを手配しようと試みると、
竹下通りを
散歩しようとのこと。
静寂を街灯が明るく
包む通りを歩いていく。
そこから互いに
仕事や人生の話は無くなり、
ひたすらアニメの話で
盛り上がる。
某所へ送り、
空港へのチケットの買い方を伝え、
購入が終わり、
友達も新宿の夜へ
溶けていく寸前。
「Have a good flight」
僕も相応に色々な悩みが
増えてきた今。
先を行く友達は、
どんな言葉を
かけてくれるのか。
そして、
誰もが望む格式のある
生活に浸る君。
またさり気なく
飾らない素直さとため息を
聞かせてくれるのだろうか。
9/10 0:57 筆を置く。
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