「Pleasant Placebo Over the Patiences」
Soap Bubbles
Divint
初々しい瞬きに視線を添わせる。
当に「ある光」であった。
幾つものある視点からでないと
見えない瞬きに視線を奪われ、
久しぶりに長く水面へ視線を揺蕩わせた。
初々しさ。そしてNow & Then。
光は常にタイムラインを含ませる。
先日は初々しき成人の日である。
全く先行きが読めないと
言われた我々の世代から、
どんな景色が見えているのだろう。
成人の皆さまへ僕から拙い一言を。
人生の主題にも成れない果てた
通りすがりのエキストラの戯言として。
回想(Flashback)
高橋幸宏
自分がどこに神経質でフェティッシュを
感じるかを探し続け、問い続けること。
ただその事象を緩く
続けていればいいと思う。
ろくでもない人間と時事ばかりが
時間を経ることに堆積し続ける。
ある程度接して平衡感覚から鑑みて、
今も未来もダメなモノはダメだ。
だからこそ純真の花を心に枯らさないこと。
いつも見る景色の僅かな変化に気づき、
感謝できる純粋さを汚さないこと。
見ている人はちゃんと見ている。
自分が目指す先や道にいる大人へ
臆することなく話しかけること。
中学や高校で感じた理不尽に
立ち向かい続けること。
自分が感じた可笑しさ、
辻褄が合わない理不尽を
他人事、他責にせず、
社会に何かを齎すと信じること。
兎にも角にも、
君が信じた美学を信じ続けること。
大人が理解しなくても、
不貞腐れずに続けること。
調子に乗っていた学生時代の僕は、
同い年の学生達に
相当嫌がられることを多くした。
大人にだけ良い顔をする人間にも
見えたかもしれない。
(何故調子に乗っていたのかを
ここで書くことは、
明らかな自傷行為なので省略する)
後悔した全ては戻らない。
お金をかけても償いきれない。
だから、僕には殆ど大学の学友が居ないのだ。
残念ながら、連絡取れるのは1~3人くらい。
その学友も年上の人達だった。
逆に学外での活動で繋がった大人の方々が、
今の人間形成における基礎となっている。
今考えたら相当な無茶をしていたが、
結果的に今の肥やしになっているのだ。
全て一時的では無く、
シームレスなタイムラインへ続く。
そして、現世における
使命と役割に触れるのだ。
だから、今身の回りの友達や
先輩後輩との縁を大事にしながら、
臆せず大人へドアノックして
頂きたいと思う。
自分が信じた何かを内外に瞬かせること。
全てがカルマとして
真実へ誘い続ける。
Avalon
Roxy Music
夢に微睡む最中に、
今僕が欲しい答を見つけた。
反芻するも、明確な解と意識が出来ない。
そして、夢の最中で
久しぶりにあの人に会った。
話したかったことを話した。
いや、話せたか、数日経った今は朧気。
いつ会えるのだろうか。
でも邪推は出来ない。
何も制約が無いのなら、、?
そのリミテーションを外すことは
麻薬と同じである。
それは一時的な快楽と
興奮の前借りであり、
消費者金融のリボ払い的な
概念と然程大差は無い。
薬は罪だ。
記憶の残像や断片を
立体的に紐解いた譜面を経て、
文字から触れるヒストリカルが
感性と触れ合うときのケミストリー。
浮遊感と高揚感が絡み合い、
何も要らなくなる。
唯一の酸素と風を折り込めば、
唯一無二の万能薬に生る。
この薬はいつ在っても良い。
在る種のスマートドラックに過ぎないが
果たしてその成分は
そもそもオーガニックでサスティナブルな
ドラックなのだろうか。
自分の使命と残時間の使途を考える。
Orientalist Exotica
Tupperwave
比較的安定な仮死を経験する。
今日は裸足かつ室内着で
街を浮遊していた。
浮遊していた僕の横をタクシーが通り、
自然とドアが開き連れ込まれる。
タクシーの形状はハイエース的。
気持ち悪い夢を見ると、
ゲーム的な感覚でリセットを試みる。
しかし、リセットが出来ない夢がある。
起きようとしても体が動かない。
夢が不規則に動作。
しかし冬は質を担保出来ない
睡眠へ連れ込み気味。
自分の何れかは何処かの
夢の絶壁に幽閉されているのでは。
今日の自分はどの夢の自分が
繋がっているのだろう。
モジュラーシンセに繋がる
無数のケーブルが、
多数のテンプレーティブに
副作用を起こし、
譫妄を引き起こす。
前述の麻薬も
万能薬の効力は皆無。
僕は何の譫妄を起こしているのだろうか。
プラセボによる譫妄と過程すれば、
僕の意識は副作用による幻覚へ
没入していることへ
placeboしているのかもしれない。
西田ひかるwith加藤和彦
メロディー
新しい音は、
人懐こさを無くし、
温かみを育む。
徐々に紡がれ、より自分の
心地良さの隙間を埋めていく。
今はフォークミュージックが
最良の心への万能薬と成る。
僕が僕の為に万能な曲を選ぶことを
漢方薬(プレイリスト)と
呼んでも差し支えはない筈。
僕は好き好んで百葉箱を送りつけた。
返信は無い。
でも感想はいたって
フェードアウト気味に届く。
何時も摂る4錠と
パウダーが心の支えだが、
2錠は主義を採っているので、笑い話。
Dr.Fのデスクから出る2錠の薬。
もう飲まなくて良い薬を摂り続けている。
恐らく、Dr.Fとの縁を
取っているに違いない
気圧に弱くてアネロンを
頻繁に接種していたが、
在る時接種を止めてから、
気圧に何も感じなくなってしまった。
薬が無くなる崖や
ディストピアを越えれば、
未知なる秘境は約束されているのだ。
Goodbye England (Covered In Snow)
Laura Marling
何時か越えるモノクロームの丘で
待つ声を待ちわび、
世界の何処かで絶えぬ歓喜と
漲る高揚感が湧き上がる。
じっと待つ時と心理と時空の冬。
時の更新されない
冬の平原は足跡人気無い。
怯え忍び恐れを秘めたる今、
雪解けを分かち合える時を
待ち焦がれる。
その雪解けを分かち合えることこそ、
最良のサプリメントとなり、
主たるエレメントと成る。
「Pleasant Placebo Over the Patiences」