2025.1.19 Vol.28
Osmanthus, Beeswax,
Lemongrass Bouquet」

熱よ冷めてくれ
頭よ過剰なオーバーローディングを止めてくれ
急激に意図しない何かへ傾く自分が居る。

自身のCPUが熱暴走を起こす寸前。
いや、起こしている。
この熱発作を鎮める迎え熱と
冷却を行わねばならない。
それでサウナに行くのだ。







サウナへ入室して

偶発的なオートロウリュを
連続で得たとき。

これは妙な幸を体と心で
いっぱいに授受し、
遠慮なく水分と老廃物を循環させる。
最近は水分をあまり摂らず、
短めにサウナを経るのが好ましい。



サウナへ入る意味として、
香りと体のお直しという意味も強い。
サウナへ比較的行く身として、
アメニティーは比較的楽しむ身。


SHIGETAは良過ぎる経験なのだが、
最近行くサウナがYOLUを用いるので、
自宅もYOLUへ変えてしまった。

勿論趣向を凝らす
ボディーソープは好きなのだが、
本当に時々使うのが良い。

やはり一番は金木犀だろう。
香水を付ける程度で無い
外出では、大いに役立つ。






香りは重要。
古来から香りは

邪気や魔を振り払うためにある。
よく見かける玄関先の生花は様式と形式の
2極の美を内包する。




会食やミーティングを考えると
香水を付けることを長年拒み、
管理が難しい出張時含め、
自然な香のボディースプレーに
花の香のハンドクリームが御馴染み。

最近自宅に居るときにも
香りを纏うようにし、
以前付けていたウッディーへ
包まれること多数。

元々フォーマルかつビジネスな場で
用いていた香りだが、
年齢的にも、今はこれだと思い付けている。
(血液の循環が多い箇所には
付けないようにする)



調香師の方の動画を見て
お勉強を学ぶこともあるが、
トップノート、ミドルノートへの
変化を崩さないためにも、
絶対に香水を付けた箇所を擦らない。



外出時はDiptyqueのボディークリームを
少量手と手首へ馴染ませる。

手首は血液の循環の
主たるバイパスであるので、
香水成分を含んだ少量のボディークリームで
体の香りが包まれる。

ボディークリームの方が
馴染良い気がするので、
今はこの座組で外出する場合が多い。



前述のハンドクリームの店員さんには、
ハンドクリームの可能性のお作法を
学ばせて頂く身である。

個人的に耳へハンドクリームを
塗る方が居ると聞き、
瀟洒な方々の趣向や意図には
最大限の経緯が在る上で、
其処知れないものがある。
そろそろ授業料のやりとりをせねば。



入浴時に湯気に香水を纏わせる場合もある。
稀に気分を大きく変えたい場合に
欲することが多い。

その場合は花の香りを纏うようにし、
バスソルトに合わせて、
日本で手に入らない
アップルジンジャーを数回プッシュし、
浴室内へ香りを循環させ、
室内の照明を消してしまう。

ちなみに僕はミーティング時以外は
自室の照明を消し、
外の明かりと外灯で過ごしている。


其処に何時も飲むアイスコーヒーを
何時の氷を入れたグラスに注き、
浴槽の淵に置けば完璧。
(笑い話だが、大学の先輩に
この話題を出したとき、
「東京造形の人間は
こんなことしませんよ」と 言われる。)





サウナ上がりは
コーヒーとデザートに限る。

何時もの喫茶店でお冷を出して頂いて、
適度にそっとしてくれる時。
こういう匙加減を分かる人が難しいだけに有難い。

店員さんも 「またサウナですか?」と
何時もの決まり口調。

裏表が無い前提での
ニュートラルギア時における、
過剰な接し方を求めてくるのが苦手。
無理に湯気を沸かさない空気感こそ自然である。










整地された今から、窓辺に視線を移す。









周回した習慣を経ることが、
感性の新鮮さを富ませる上での
周回遅れに成る事実から避けられない。








こういう人生が人生の中でも
比較的長く続いてしまった。
色々ともう戻ることが出来ない。

もう不用意に人混みに紛れることも嫌いで、
そういう場へ身を馴染ませたくない。

満員交通機関も非常に苦手。
其処まで強い香りの纏いをしていないのに、
横で鼻を啜られたときの不用意な感受は
常に遣り切れない一方通行。





自分が「当人が普通だと思っているが、
周囲から見ると変人」
「規則正しいと思いきや、
超絶マイペース」
と思われる意見が
比較的過半数を占めだした昨今。

そもそも理解り合えるものでもないので、
僕は只管文字を書き、
庶務をし、デモを触り、、



その文字を待ち、音を待つ人が
Wireless Fidelityを通した先に居る。
回線先で出待ちされている様子は
発信者には無い。
非常に律儀で丁寧な所作を
お持ちの皆さまであることに感謝。
淑女で紳士かつ皆真摯である。



話題という水分が細かに異なる
結晶も積もり積もって、
雪解けも近く。