2025.1.26
Vol.29
「Psychological Hxpressor,
Uncertainer Chapers」



既に三が日から
3週間が経過しつつも、
未だ遅れた新年のご挨拶が
続いている直近。
読者の皆さまは
如何お過ごしだろうか。

先日久しぶりに
軽い風邪を拗らせてしまい、
久しぶりに漢方薬の
ご厄介となった。

今回はクラシエの銀翹散を用いて、
2日程で風邪による
邪気との対峙が短期となった。
流行り病にも効果的とのこと。
(もっと酷かった場合はイベルメクチンを
摂るつもりだったが、、)
皆さまもくれぐれもお体には
お自愛かつご留意頂きたい。




体調のこともあり、
ウォーキングの回数を
減らした最近。

しかし、外に出なければいけないので、
邪気を纏い近所を闊歩する。

闊歩の「歩」の地点で、
僕に並歩するメジロを横目にする。
メジロは春を想起させるが、
立冬の最中で出会うとは。

近くの坂道で分かれる。
何かのサインなのだろうか。








ある方がご近所を引っ越され、
お会いすることを
楽しみにしていたことを振り返る。

お会い出来なかったことも、
何かの縁である。
会えるだけが全てでは無い。



何時もの自動販売機へ
テレパシーで語りかける。
気付けば大体ここに来ている。

新札も新硬貨も
受け付けない頑固者は
昔気質の商売人である。

渋々何時ものを頼む。
とは言え、反応は
至って何時もと同じ。
無機質な馴染でも、僕は確かに
有機質な感情を抱いて触れている。



最近は小さな池のある公園で、
飲み物を持って
ボーっとしている。

そこで渡り鳥と微かな水面を沿う
洒落た鳥が降り立つ。
気付けば、ここ数日この渡り鳥は
ずっとこの辺りに居る。

彼らの秘密裏な今日の
フライトスケジュールが気になる。
何処で何を見たかも。

そんなことを聞けば、
すぐに逃げられてしまう。
だから一見さんは煙たがれる。



一見さんから、ポイントカードを
全て溜めたお店が新たに生まれた。

何時もの席に通され、
陽射しに彩られる七色だが

人工的なロードサイドへ目線を添わせる。
其処で飲むコーヒーと
スイーツに笑窪を緩ませる。

前は食べれなかった
クリームも美味しく頂く。
「今日も美味しいですか?」と言われ、
感想を伝えるやりとりだけで嬉しい。

僕は行きつけになったお店を
ネットで公開しないようにしている。
馴染みも秘密裏に。
大切な居場所で僕らしく居られるように。




僕の行動記録を知るのは、
シューズと衣類のみ。
座標はあまり使わないように。

証拠を残したくないのなら、
このBlogを書かないことが望ましい。

良くも悪くも正直者。





意図しない方向へと歩を進める。
並走する横目の景色は歩みと
同じ速度で程よくスクロールする。

スマホのスクロールは心拍数より早すぎて、
機械的な基準の速度が
心臓のシンコペーションを阻害。

ハードビートの心地を常に気にしている。




深夜2時に呼び出され届いた便り。
澱みなき何かはボトルに詰められ、
曖昧な夜から夜の水面へ消えていった。

水平線が焼け暮れ泥むある時、
宛のないボトルを感じ、今悟る。
水面のに映る夜灯だけが、秘技を知る。

秘技だけは回収出来た今。
無作為かつ意地悪な
テトラポットに邪魔されるよう
あの深夜2時を時の漣と共に触れる。



意地悪な漣は今も
無作為かつ悲観さを造形する。