「Long-Established
and Distinguished」
東京での庶務を終えて、
高速で座標を移動させている。
東京での諸々は日を追うごとに多忙さを重ね、
「忙しいので、、」という言い訳を
使いたくない僕も
色々な予定の調整が
難しくなってきている。
そういう生活の代償として、
健康管理が兎角疎かに成りがちだが、
色々な事柄が起こる日々を楽しんでいる。
実は東京の電車とバスの
公共交通機関の移動だけで
毎回交通費を1万円以上使っている。
態度だけは大きな流石の僕も、
流石に肩の凝りや諸々から抜け出せない。
ましてや最近は
スニーカーを履かないので、
地球やその土地土地を、
より確かに感じている。
福岡へ帰る途中の関西圏を跨ぐ際には
越境手続きが必要な人生であり、
僕にとっては、
日本が仮想ヨーロッパ大陸になりつつある。
開かれている場所が鎖国なのだ。
個性に沿った穿った憲法が介在。
先日はバレンタインデーである。
最近歳を重ねて
楽しめるようになったチョコレートは、
印象の苦さを超えて、
人懐っこく甘え上手だ。
僕の師匠筋のチョコレート狂いには
見事に完敗なのだが、
その美味しさを体が
覚え始めている。 罠だ。
読者の方々には、
どんな想い出があるのだろう。
義理チョコでも頂けるのは嬉しい。
その好意に甘やかされているのは
苦し逃れられない既成事実。
チョコっとした甘さに喜びが笑窪を添って
口元が緩んでしまう。
実家に帰っているときに母とドライブをした。
そこで母から、以下を話される。
「僕の文字の文法はおかしいけれど、
小さい頃から文字を書くのが上手かったよね。
四谷大塚のアルバイトもそれで合格していたし」
確かに学力クラスターの最下層の僕に、
文才など存在しない。
気味悪く味付けが妙な
化学調味料が奥行き届き過ぎて、
拗らせているだけに過ぎない。
座標が推移する向こう側へ恍惚を重ねた。
座席を跨いだ同じ恍惚は
もう戻らないかもしれない。
日々思う些細な感覚たちへの惜別が
グラデーションを織り込み、
その日感じた惜別を
何も感じなくなってしまう。
新宿駅で倒れていた女性を
介抱する男性が居た。
何があったかの事情を問うのは野暮だが、
誰かが声をかけるまで、
誰も気にせずすれ違う様。
これが東京なのだと冷たく受け止める。
彼にお水を渡し、僕は去る。
日を変えて、文章を重ね改める。
自分に白髪が増えていることに気付く。
食事が摂れない。
結構よく食べている気がしていたのだが、
昼食を摂り水分に満たされた後に
この1週間で2kg近く痩せていたことに気付く。
気づけば味の濃い食べ物に舌が過敏に反応する。
Chromeはストレスと総じている。
酷く責任を感じる。
〜を採ると〜kcalが目に入るので、
一人だと並ぶお店に行き、好きなものだけを摂る。
しかし、今度は栄養を摂るために〜をと考えたり、
〜gを摂ると、〜がと意識が錯誤する。
そうすると、食事を摂ることが怠くなる。
とりあえず水を摂ろうとなり、空腹感が揺らぎ、
いつの間にか生理現象から食が消えている。
自己推察の注釈を添えれば、
僕は躁鬱病ではない。
診断もされている。
並行して不治の病のようなものと向き合っている。
それ故にただ黄泉の既視感とだけ
向き合っている。
でも、うつ病や統合失調症の
苦しみはよく分かる。
何を感じてか、不定期に心の便りを
届けて下さる方がいる。
僕はそこへ少し寄り添える。
僕が経験し、感じることからの
俯瞰客観のセンテンスで良ければの話だ。
でも、誰も僕に寄り添える人は
いないことを理解している。
だから一人で悩み続けている。
なぜ悩んでいる、
悩む状況か分からない状況だから、
より悩む。
上手くいくこと、上手く行かないことへの
自己推察のシュミレーションを展開する。
こういう姿になれば、
こういう者になるのかなと思い、
ずっと信じて続けていた。
もっと早く楽になりたい。
もっともっと早く、最速で。
これだけ好きなことだけを
やれるように選べるようになって、
ライブもコラボもやりたくないものは
全部やらなくて良いなんて、
ただただ今も幸せ。
こういうときにどう生きれば良いのか答がない、
獣道でも何でもない道へ
自身を放ってしまったので、
自分でケジメを付けなければいけない。
答が無いから悩むしか無い。
アルコールの酔もアテに出来ない。
誰かに話して「こいつは何で悩んでるんだ」と言われるのが
九分九厘分かっているから話さない。
比較的自分の終着地と
Milestoneを分かっているから、
一応表現はしている。
その景色を共にしたい国を越えた
何かを目指す仲間をずっと探している。
その役割や天命が無く、気付けなかったら、
もう今自分は遣り甲斐無く
生きていないと分かっているから、
日常における一瞬の瞬きや刹那を
少し感じられる。
そんなに長く生きていると
思わなかった人生だから、
誰かの何かを想えるのかもしれない。
今日も山を越え、悲劇の往生を遂げ、
世界の流れの全てを変えた黄泉の師匠と話してきた。
今日は言葉少なめ。すぐ伝えられた。
そしてまたも祝吹に包まれ、深々とお礼を告げた。
もう少しマラソンを続けてみようと思う。
堕落した人間まで都落ちした虹の都ほど
心強く有難いことは無い。