2025.3.9
Vol.37 「Ideal dreamy drifting land.」



空をハミングさせる秘技を知らぬ日々は
冥利な空との出会いを
より偶発的に齎される。

アシンメトリーな今日を反芻させ、
日々連綿と続くことに
少しの喜びを馳せた先に、
街の風景にどれほど幾多のアシンメトリーが
リフレインしているのかを考える。

それは反響するのか。沈み込むのか。
サイエンス出来ないフェルミ推定は
感性を微炭酸みたく揺らし
好奇心へと気泡させる。



意識が変わる都市との関わり。
常日頃触れる些細な何かが変化している。
リフレインしキロバイトが増える様は
図体の質量ではなく、
充足され満ち溢れた多幸感による
質量になっている。

否定しようにも瞬きみたく
共鳴かつリフレインする
ハートビートが鳴り止まない。



ビートはいつか彼方へホワイトアウト。
連名連合託し託された
一時的な同盟も何れは散り散りに。
その瞬きを忘却と高揚の岸壁へ
程良く穏やかなマインドサーフィンスポットに
波寄せて掬うことを試みる。





































喫食唆られるペールトーンの
多色に寄りすぎないシンプルベールな
マインドウェーブへ踏を試みる。

しかし、想像以上の深さ、
いや底無しのマインドオーシャン。
踏めると思った穏やかな波底に
自然界の違和感を感じるが、
違和感を超えた先の心地良さが
四肢の先端からシナプスへと
青信号を伝達する。

想定を大きく外れた心地は
夢見心地を大きく外れ、
誰もいないプライベートビーチで
誰にも見せられぬ程に童心へ回帰し、
13才の初々しき多感さと自我の
ビギナーズラックの2軸が、
全ての煩わしさを消し、
ただただ浸り染み込んでいく。

水平線も香りも水質も素直で実直。
今は只、此処に居たい。居続けたい。



微弱ときに大きくカーブする
昨日と今と明日にも
ほぼ全て寄り添える
ビスポークなマインドオーシャン、
そして欲した瞬間に振り向くと用意された全てに
仕組まれたと疑心懐疑するも、
その心地良さから離れられない。




今、君はそこで大袈裟正直な暇を企むとした。
そして多幸感溢れた海岸線の向こうのジワタネホ、
その先にはクチュールなユートピアもあるに違いない。
これは壮大かつ大掛かりな
暇になるに違いない。



あまりの多幸感に
左ポケットに入れたスマートフォンを取り出すも、
時間とGPSと電波を授波しない可笑しさもあるが、
今は勿論何も気にしない。
そして、誰かにその想いを伝えるためか、
今の残すためにカメラアプリでシャッターを押す。






































シャッターが閉じ開くと、
小煩くアラームがリマインドしている。

レム睡眠のマインドサーフィンに遭難し、
現実の浜辺に居るようだ。

遅刻気味の朝の嫌気への
直視からは逃れられないが、
少し良き想いをした刹那の余韻の水平線に、
感覚は微かに伸び結いている。



その心地の水平線の先に日常が待つ。
また今日を乗り越えた先のマインドスケープに
クレスプキュールなロマンスは饒舌に。
そして重ねる君の足並みは軽やか。

まさに今、周囲とアシンメトリーな君が
淡い多幸感を巻き込み、ハミングした。