「Guidelines for
animal resting pulse sources」
真剣に向き合わなくてはならない湿気問題。
気象庁にデモを行う前に梅雨が来てしまった。
今回も未遂に終わった
唯一のデモへの活動意思は潰えた。
以降の最終旋律までの譜面上に義した
符の終着地は見えない。
梅雨の湿気にも等しく同じ何かを重ねる。
麗しの湿気は全てに潤を齎す訳ではない。
全ての居処の悪さを
何処かに押し込めたいのだが、
押し込む座標から回避する策は、
電子処理もしくはアナログによる
ビーコンの存在との切除が平常である。
動物的な感性による
避湿地への回避を企む。
生命的な本能に従う姿こそ
生命体の在るが儘であるが、
制限際限無く在るが儘を進むことの怖さは
初動を越えた目的成す向こうとの
乖離上の中継地を経てから味わう。
締め付けられた心臓の痛みと
制限のかかる脈動が
肋骨という物理的な最終壁を
限りなく個人的世紀の最終時計の
カウントダウンを締め付ける。
今何かが胸元を緩めた。
感じたことのない母性と
直後の事情との乖離で相互錯誤。
最近は鍵を第三者に預けている。
逆に委ねていた何かを身に拵えている。
仕組みは単純。
現年号で推奨されるべきことでない。
異国では番号認証で
解錠する文化もあるらしい。
オフィスでSuicaで鍵認証するように、
Smartという概念は
曖昧で良きとされていた余地を
波際へ追いやる日々。
新波という概念が新しい波として
更新されない限り、
只の懐古主義にしか過ぎない。
多くの人々はその時代の「あのとき」を
負い続けている。
逝った波は浜辺に馴染み、
消えていくだけ。
気づけば新波が
立て続けに来ている。
古波を追えど、
もう浜辺には存在しておらず、
直射日光で蒸発するだけである。
逆説的に光として
人々に齎す何かもあるのだと悟る。
懐古旋律を用いて
誰かと分かち合うのは良い。
懐古主義者の悪しきは懐古理論を
複合連鎖作用させることの武装による
悦に浸ることだ。
悦という水面へ過度に浸る心地良さから
新波に気付かず新波を
シニカルに嘲笑う姿は惨め。
戒めにもならない。
残念である。
其処に対しても、
サイコグラフィックな
デモンストレーションを忘却としない。
忘却の彼方で波に想いを寄せる人々。
その向こう側の水平線へ何かを重ねる人々。
全ての綺麗な現象をコンパイルしたのが、
夢みる機械。
誰もが持つ古来のハードディスクと
一時的仮定を試みる。
最近は夢みる機械に没入している。
ある工夫を試みることで
没入の深度の濃淡の変更の許諾を
ニューロン談合を経てシナプスが行う。
其処で霞見た景色は
此処でも何度も書いている。
平たく言えば夢日記だ。
夢日記のパラレルワールドの刹那は
幻想と知れど、
過去体験した新波と古波の複合体を
基本線としながらも
現実世界で有り得ない構造を
成す場合がある。
その事象を少し比喩するかもしれないのが、
白昼夢。
現実的な臨死と白昼夢からの
脱出を試みる。
此処でも時をかける少女の如く、
時間軸へのデモ「タイムリープ」を試みる。
水晶に光刺さぬ底無しの闇を察した今。
生体と意識の乖離による
現実を知ることに成功した。
生体は停体となり、
一筋を工夫しなければ居場所がない。
現実に居場所が無くて
良かったと思えればより良い。
湿度と妙な悪寒に苛まれる今。
居心地の悪い個体へ変数を用いて、
此処ぞとばかりに
利己的理想な湿度を求め
飛び立つしかない。
今年に秋は存在するのか
確約のない変乱数気候の旅路は続く。
My Favorite Things Vol.5