「Running through Unzen:
pseudo elementary afterimages.」
副交感神経の錯乱を数時間で沈めた昨夜。
文鎮を押し込めたかのような深さを経て、
3amの自分と向き合う。
旅先で偶然出会ったTENTIALと駆け落ちた初夜も
悪くない微睡みを押し込ませた共存させた。
初手にして悪くない相性である。
毎朝のルーティングである、
ヘアワックスと香水で早朝に規律を持たせる。
グリースが好みだが、
発汗で拙い身嗜みが崩れるのならと、
夏場はクレイワックスで
軽いスクランブルエッグのように調律する。
またタイムラインと座標を移動させた。
地元の方は涼しいというが、
少し避暑地のような佇まいを漂わせる。
昨日15:00は多くの雨が落ちつつも、
青空と雲母のレイヤーから垣間見える雲へ
フライトを窓際で楽しんでいる
日頃の僕を重ねた。
今も地球の片隅にて、
仮住まいのIPアドレスを経て、
独自ドメインを発し続ける。
比較的奇を衒う佇まいを纏えば、
drowsinessは仮説冥利に成り立つ。
襯衣を纏うことによる唯一の美学は脆いが、
背筋は綺麗に整う。
怠惰な自分への
矯正危惧のようで淡い存在。
朝も我に後退り、
ペノンな空射光をカレイドに模様替していく。
夏を迎える朝は
比較的駆け足の身支度である。
4:33 JST
Medi Moment Sirenceの
自己起立を孕む。
白く巨大な雲仙への敬服を澄ませる。
微睡みがちな日常、
平日のタイムラインに
半強制な日々を漂わせた。
ふとした比較的目尻の標高の高い
刹那の視界へ居候するObject。
目線と意識を現実的な境界線を
瞬く間にエスカレーション。
君が駆け抜けていく。
音速の如く標高や気圧に依る
負荷を諸友せずに。
君が駆け抜けた素残像の余韻を
少し肌寒さを衣のように感じ、
聳え立つ君を
残香の仄かさのように感じられる。
そして、儚げな灰における
君でない足跡を感覚で察る。
君はプラセボだったのかもしれない。
今日も淡い微睡みが夢を巧妙都合良き
パッチワークなマッピングを成立させた。
紙一重に淡く心強く聳え立つ形見。
今はもう居ない。
新興信仰における淡さや悲しくも
大気の推移が素残像を
綺麗に洗い流した。